そろばん普及委員会
そろばんでの効果
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脳への働きかけ

そろばんをするということは、計算力や集中力がつくと共に、脳にもとても良い影響があると言われています。どんな効果があるのでしょうか。そろばんの玉をはじくという行為が左脳に働き、暗算するということが右脳に働きます。

右脳への効果

右脳への効果そろばんをすることは、右脳にとても良い効果があると言われています。筆算は読み書き、論理的なことを考える左脳を使って計算します。珠算式暗算だと、芸術性などをつかさどる右脳で行うのです。

左脳ばかりを使っていると、右脳が使いにくくなってしまいます。珠算式暗算は、頭の中にそろばんをイメージし、計算している過程も想像しながら右脳を使って計算します。

そろばんをしているとき、脳波がどう出ているのかを実験した結果があります。有段者を対象に調査をしたのですが、計算をしているときのベータ波は、左脳ではなく、右脳に現れたのです。その計算法を聞いてみると、頭の中でそろばんの玉が自由に動いているということでした。

言葉に置き換えて論理的に計算するのではなく、そろばんの映像として計算しているので、右脳が活発にはたらくのでしょう。言い換えれば、頭の中でイメージを処理しているとも言えます。

けれど、そろばんだけをやっていれば右脳が活発になるというわけではありません。日常の中で積極的に右脳をつかうことが大切です。常に意識してそうしているうちに、そろばんの問題が一目見ただけで頭に入るだけではなく、日頃の学業や仕事にもプラスになっていくことは間違いありません。

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指を動かしてボケ防止

指を動かしてボケ防止高齢者だけのそろばん教室があるのをご存知ですか? 脳を働かせていることによって、痴呆になりにくくなります。要はボケ防止になるということです。

理想なのは暗算ですが、そろばんを使って計算をしてみましょう。頭で考えていることが、きちんと指先にまで指令が出て動くかどうかのチェックにもなります。

スムーズにそろばんを使えるようになったら、簡単な暗算からはじめてみましょう。常に脳を使っていることが大切です。この暗算に慣れると、日頃買い物に出かけるときなどに、カゴに入れたものの値段の計算などをしながら買い物をすると、机に向かって暗算の練習をしなくても、常に脳を働かせることができます。女性の人でしたら、家計簿をそろばんで計算するのもいいかもしれませんね。

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そろばんで集中力アップ

そろばんをすると集中力がつくと言われています。そろばんの検定試験は1種目10分で行わなければいけません。そろばん塾での練習も、この検定試験さながらの10分刻みで行われていることが多いです。

これを乗算・除算・見取り算を基本にして、暗算・読み上げ算・応用計算など、時間で区切られて多くの計算をしなければいけないので、集中力がつかない方がおかしいですね。

指先を動かすことを考えても、数千回も動かさなければならず、集中力の他にも常に脳を働かせていることが分かります。『指先は外に出た脳だ』といわれる由縁ですね。

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脳は生きたコンピューター

脳は生きたコンピューターそろばんにおける脳への働きは、科学的にも証明されています。集中力、イメージやひらめき、記憶力アップ、観察する力、情報を処理する能力、注意深く聞き、早く読む力がつくのです。

指先の動きをつかさどる左脳、頭の中のイメージをつかさどる右脳。生きたコンピューターともいえる脳を左脳・右脳とバランスよくまた、効率的に使うことができるのがそろばんなのです。

普通の記憶方法でしたら、時間がたつと忘れてしまいがちです。右脳を使った映像としての珠算式記憶法になると、時間がたっても忘れることもなく、長期間記憶しておくことができます。

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